暗がりばかり見ない レインボームーンストーン
春風亭昇太さんとナイツが好きなのですが、双方揃う公演があったので、バレンタインプレゼントとして夫の分もチケットを取り、行ってきました。(夫もナイツ好き)
ひと席づつ空いた座り方になっており、対策はかなりしっかりされてました。
春風亭昇太さんのお話は、
お金持ちの未亡人で幸せなはずなのに、自分が猿にちょっと似ているのを大変気にして、
周りの者がちょっと「猿」というワードを出すと怒って追い出してしまう女性。後で反省するものの、「猿」というワードが出るとどうしてもカーッとなってしまう。
信頼している植木屋さんを「さるすべりを植えた方がいい」という言葉でまた追い出してしまい、反省し落ち込んでいる女性を
いつも誉め殺していい気分にさせて色々もらって可愛がられている男がやってきて、
上野に行った話などして盛り上げようとしますが‥
動物園に行ったくだりから怪しくなってきて‥うっかりNGワードを言いそうになり。。
といった話だったんですが、説明する序盤の方で昇太さんが、
「幸せなはずなのに、一個コンプレックスがあったり何かあったりするとそこばかり見て不幸になってしまう人がいる」
というような事を言い、すごく自分に突き刺さりました。
最近会社のちょっと嫌なところばかり考えているな、と反省しました。
物事にはいろいろな面がありますよね。
青白く見えたり微かなオレンジが見えたり。。レインボーはおもしろい
昇太さんのしゃきしゃきとした語りは面白く、口上の席でもすっきりした(ちょっとニヤニヤした)笑顔で一層ファンになりました。
ナイツは期待通りにキレがあり面白く、
主役の木久扇さんは、いっときお体を壊したりして心配でしたが、最初はのんびりした感じから本筋に入る時ガラッと変わってしゃきっとして、
なんというか、酔拳を見ているような気がしました。ふらふら喋っているようで、ちゃんと笑いの急所を突いてくるような。凄みもあり、面白かったです。
公演前まで、頭痛もして調子が悪かったのですが、帰りには治ってました。
輝く米粒にも見えますな。。
小朝さんも木久蔵さんも皆面白くて、笑うことの大切さを実感した一日でした。
もっと笑ったり、笑わせたりしたいなぁ。
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