たっぷりした黒に光る白
先週、フェリックス ヴァロットン展に行ってきました
私が一番心惹かれてしまったのは、「暗殺」なのですが(不穏ですいません)
(パンフレットから画像お借りしてます。)
部屋の情景、顔も見えない暗殺者と被害者、ふりかざすナイフと、とめようとする手のとまった時間が、
なんとも想像力をわかせる感じで、残念ながらこちらのポストカードはなかったので、買えませんでしたが。
こちらは白っぽい画面に黒い暗殺者が印象的です。
もう一つ惹かれたのは、ブログタイトルのように感じた 「お金」
画面の半分以上が黒で、明るいドレスの女性がひときわ輝いてみえます。男性の黒さ。。
他にもどことなくユーモラスな群衆や子供の顔や、戦争の影を持つ部分、
ソファの布の柄から見る上流な暮らしや服装のおもしろさなど、私としては大変行って良かったです。
同行した夫に、ちょっとのらくろの漫画に似ているところも(戦争の影部分)あるねと言ったら、彼はアニメでしかあまり知らないようで、アニメは多分明るめのものだったのでしょう。
私が図書館などで読んだ漫画本はもっと悲しみがユーモアと交えて描かれてた気がします。
ここのところファッションの勉強しなおしとして、山本あきこさんの本を読んでいて、
夏は小物の黒をちりばめる
とか、
冬は小物の白をちりばめる
などあるのですが
今回ヴァロットン展を見て、そうか、光や影を自分に与えているのかも、とちょっと思いました。
今年はもっと美術展に行こうと思います。ヒグチユウコさんのも行きたい
買わずにいられなかったMOE
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